芥川賞作家田中氏の作品を読む

日本の文学会の新人賞としては最も知名度の大きい芥川賞。
普段小説を読まない人でも芥川賞作品は興味があって読んでいるという人もいるでしょう。
個人的には既存の作家に与えられる直木賞の方が現実的に面白い作品は多いと思うですけどね。

しかし新人及び無名の作家に与えられるというコンセプトは小説界を活性化させるためにも重要なポイント。
だからこそテレビとかでも大々的に受賞者が取り上げられるのかもしれませんね。
私は芥川賞作品を好んで読むということはしていなかったのですが、先日田中慎弥さんの作品を読みました。

「共喰い」という芥川賞を受賞した作品ですね。小説としては優れていると感じたのですが文体がちょっと私には合いませんでしたかね。
やや古風な文体は好きな人は好きなのでしょうが。
内容的には王道の純文学といった感じで新人とは思えぬ安定感を感じましたね。

田中さんは受賞前にも何冊か作品を出しているのでピカピカの新人という訳ではありませんけどね。
Amazonで検索してみたら10作近く作品があるみたいなので今後他の作品も読んでいこうと思う。

芥川賞にかかわらず、文学賞ってのは本選びの指針になって良いですよね。
このミスなんかもそうだけど、本好きな人が選ぶ作品ってのはやはりオーラあるよ。
自分だけじゃたどり着けない作品がいっぱいあるので世界を広げるきっかけになる。

小説ってのはそこに一大世界が広がっているわけだからね。下手な日常よりもよっぽど面白いわけ。
私なんかは完全インドア派になった理由が小説だからちょっと複雑ですがね。。

これからも小説の世界にどっぷり浸かっていくこと間違いないだろうな。